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“真 心 紳 信”
一つひとつのことを真剣に考えれば向上心が生まれ、紳士的に接すれば
信頼感が生まれます。そして、“人は人によって生かされている”という
気持ちを決して忘れてはいけません。
【意識改革】
“我がまち そして祖国をなんとかしよう”1949年、戦後の苦杯から経済再建に向け、青年一人ひとりの熱い思いが自主性を生み、強い自立心と、太く固い結束心が他に類を見ない『志の集団』青年会議所を誕生させて以来、半世紀以上がたちます。この半世紀の間、日本は高度経済成長・オイルショック・バブル経済期・デジタル化・少子高齢化・合併問題など、さまざまな時代背景の中、青年会議所は常に先駆けとなり青年会議所運動を推進してきました。そして、混沌という正負どちらにも展開しうるエネルギーが充満した社会・経済状況の中、2002年JC宣言文が新たになり「明るい豊かな社会」の概念は確実に改められ、時代と共に意識の改革が求められています。今後は、青年会議所としての存在価値の再構築(方向性の明確化)が重要課題であり、今一度一つひとつの物事を真剣に考えて、確固たる向上心を持ち目的意識を明確にして活動していかなければいけません。同時に常に謙虚さを持って紳士的に語りかけることが大切であり、互いの信頼感を育まなければいけません。
【位置づけとして】
社団法人富士宮青年会議所は、創設37年目を迎えます。以来、明るい豊かな社会の実現を抱いて、その時代やその地域に合ったかたちで先駆けとなるべく各種事業を展開し、脈々と伝統を伝承されてきました。2006年、社団法人日本青年会議所では大和魂・道徳心などの日本の魂を甦らせ美しい日本への回帰させる運動、市民意識改革運動が展開される中、社団法人富士宮青年会議所では、方向性の明確化40周年に向けて5年間のまちづくりビジョン『中期的ビジョン』が打ち出されました。2007年度はステップ1として、交流人口の増加による地域の活性化『まちづくりの柱』と、魅力あるJC・魅力あるJCマン『ひとづくりの柱』をテーマに掲げ、富士山本宮浅間大社をキーワードにし、まちの魅力を引き出す地域ツーリズムをプロデュースするまちづくりの実現に向け『Just
like starting over もう一度 始めよう』一歩前へ歩み始めました。2008年度は、ステップ2として『まちづくりの柱』では、まちの中に存在している人を引き付ける力を発掘しキーワードとします。その中で目指す成果としては、もう一度行きたい・観たい・遊びたいと思わせる要因を数多く地域に定着できるような事業を展開します。そして『ひとづくりの柱』では、まちづくりの活動を行なう上で必要な力(指導力)と、効果的なまちづくりの未来像を創造し継続的に発展をする力(継続力)を養うべく事業を展開していきます。
【拡大力の強化推進】
青年会議所の最大の特質は、会員の年齢制限にあります。会員は、いかなる人種・国籍・性別・職業・宗教であってもかまいませんが、所属のできる期間は年齢満20歳から40歳までとなります。したがって、当然のことながら拡大なくして青年会議所の存在は在り得ません。会員数は、“なぜ”減少するのでしょうか。全国的にも深刻な問題でありますが、LOMの問題点として、まず一人ひとり“なぜ”なのかを真剣に考えてください。そして、“なぜ”会員の拡大を強化推進していかなければいけないのかを考えてください。どんなに活動力に優れた人材でも40歳で卒業となります。5年ほどすれば主軸をなしているメンバーの大半が入れ替わる組織形態であり、拡大に対しての意義目的を常に全メンバーが明確に持ち続けなければ意識は薄れてしまいます。拡大を強化推進することにより、多くのメリットが生まれます。全メンバーが拡大力を身につけることにより、青年会議所の知名度・繁栄・会員自身の資質向上に繋がります。まさに、拡大は立派な青年会議所運動なのです。
【こども達の未来のために】
こども達は、今も昔も変わらない澄みきった心を持っています。毎日のように青少年に関係する暗い報道は目を疑うばかりでなく、自分自身にも親として先に生まれてきた人生の先輩として、こども達に人としての生き方を真剣に教え、育てていかなければいけないと感じています。高い道徳心がこの小さな島国を支え先進国と呼ばれる要因の一つでありました。現在の日本は、GDPに占める教育費の割合が先進国の中で一番低い現状にあります。日本の教育再生は国がもっと未来への投資をし、家庭・学校・地域・企業といった人々全てが当事者であるという自覚と責任を持って、取り組まなければいけない重要な課題であると考えます。こども達の姿が見える活力ある地域づくり、すなわち安心で安全な空間の提供と笑顔溢れるこども達の未来の空間づくりが出来れば、明るい豊かなこども=社会が誕生する筈です。
【環境にやさしいまちづくり】
猛暑や暖冬も含めた異常気象の原因は何でしょうか。日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出量を現在の半分以下にまで削減するという目標を掲げました。この取り組みは、地球温暖化問題として、進歩・発展という“もの差し”でなく、それぞれの特徴を生かしながら、循環する以上の資源を使わない生産活動と環境問題を統合した社会を築くにはどう成長の質を変えていくか、数字では比較できない命が活かされる美しい社会をどのようにして創るかを考えなければいけません。そして私達一人ひとりが今やらなければいけないことを、危機感をもって実践していかなければいけません。
【真の公益法人格に向けて】
2008年度中に公益法人の新制度が施工されます。今回の改正は民間非営利部門の改革であると考えます。現在の社会経済に相応しい多様なサービスを柔軟に提供して民間非営利団体の活動を促進するために、公益法人制度そのものについて抜本的かつ体系的な見直しを行い、真に時代の要請に応え得る制度を目指して行なわれています。
今後、公益社団法人格を取得するためには、今まで以上に全メンバーが青年会議所運動の意義・目的をしっかりと理解した上で取り組むことが必要であり、地域に密着したまちづくりを真剣に考えて幅広い青年会議所の活動を展開していくことが多くの公共の利益(公益目的事業)に繋がります。
【先輩に学び未来を拓く】
1972年8月6日に富士青年会議所から独立して富士宮青年会議所が誕生しました。時代の背景には、理想を高く掲げ富士山を中心とした文化の伝承と創造に真剣に取り組んでこられた歴史があり、様々な社会開発運動の功績は大切な財産として受け継いでいかなければいけません。また、卒業されてからも行政関係や他団体などで幅広く活躍されている先輩方から、より多くの知恵をいただくことが必要であります。今後、シニアメンバーとの交流を積極果敢に行なうことが、シニアメンバーから現役のメンバー、そして未来のメンバーへ永遠に続く活性化した組織づくりに繋がると考えます。
【副主管LOMとして】
2008年度第57回全国会員大会は、社団法人浜松青年会議所が主管されます。県内21副主管LOMの間で連絡調整を密に図り、副主管LOMとしての役割をしっかりと理解した上で参画する必要があります。また、富士宮青年会議所の色を全国に発信できる絶好の場として考えLOMの組織体制も全国会員大会支援委員会を設け、責任を持って全面的に協力しなければいけません。
〜入会から現在までの過程を見つめてみると〜
入会時の抱負
「自我向上・いろいろなことを学び成長していきたい」
●1997年6月から青年会議所活動を始め、2年目では地域開発委員会に所属・静岡ブロック協議会アカデミー委員会に出向し、地域社会における青年会議所の在り方を少しずつ認識することができました。
●3年目では、未来人創造委員会に所属しわんぱく自然道場(キャンプ)を通じて青少年の健全育成について複合的に学び、当時の思いとして“子供たちは今も昔も変わらない、素直なこころを持っている”と実感しました。
●4年目では、青少年まちづくり委員会に所属し富士山ふるさと歌留多を製作し歌留多大会を開催しました。目的としては、未来を担うこどもたちに住んでいるまちの宝物を掘り起こしていただき、ふるさとを愛する気持ちをいつまでも残るものにしたいと考え、事業を開催しました。また、副委員長として円滑な委員会運営と委員会事業を行う重要性を肌に感じました。
●5年目では、30周年実行委員会・事業担当委員長として30年という歴史を築き上げてこられた先輩方に敬意を示した上で、個人の自立と地域の自立、そして、結束をテーマに30周年記念事業『復活!大宮の市!』を開催しました。この時は、富士宮青年会議所のメンバー一人ひとりの多彩な能力、俊敏な行動力には、驚きを隠すことが出来ませんでした。
私自身このころから、青少年の健全育成と他団体との交流や親睦が今後の青年会議所運動の主となる課題であり、明るい豊かな社会の実現に向けての道しるべであろうと感じ取るようになりました。
●6年目では、ちびっこファイト委員会・委員長として大自然ちびっこの国キャンプ・富士山ふるさと歌留多のマニュアルブックの作成をし、円滑な委員会運営と委員会事業を心掛け、事業を展開する事が出来ました。また、この年(2002年)JC宣言文が変わり、意識の改革を求められているのであろうと感じました。
●7年目では、広報委員会に所属・静岡ブロック協議会24LOM応援委員会(広報委員会)副委員長として出向し、広報活動に於いてスケールメリットを考えた上での情報発信が大切であると感じました。
●8年目では、専務理事として事務局を統括し社団法人格(公益事業)としての組織運営を学ぶことができました。また、静岡ブロック協議会会員会議所会議にオブザーバーとして参加することにより、会員会議所会議の運営の流れを把握することができました。
この年は、青年会議所活動をする中で最も思い出に残る1年間でありました。人として貴重な経験をするとこができたように感じます。
●9年目・10年目では、副理事長として理事長の理念をしっかりと理解した上で、担当する委員会を統轄することが円滑な運営に繋がると感じました。
●11年目、2回目の専務理事として内部統制をはじめ対外的調整も密に図るように心掛け、この上ない勉強をさせていただきました。
【真心紳信】
・絶えず一つひとつのことを真剣に考えれば、向上心が生まれる。
・常に相手に対して紳士的に接すれば信頼感が生まれる。
・人は人によって生かされているという気持ちを決して忘れてはいけない。
・英知と勇気と情熱をもって活動すれば、必ず知恵が生まれる。
・自分自身が心豊かな人材であれば「明るい豊かな社会を築く」ことができる。
以上のことを胸に秘め、総ての事業の総括責任者として、社団法人富士宮青年会議所第37代理事長としての職務を全ういたします。 |